ヨシフおじさん’s diary

競馬、fripSide好きなオタクの雑記帳 

fripSide Phase2 final 愛知公演

二代目vocal 南條愛乃 最後のツアー、開幕。

卒業発表から半年。遂にfripSide二期最後のツアーが始まった。

迎えた愛知公演。ラストアルバム「infinite synthesis6」を引っ提げてのツアーという事もあり、セトリはそのIS6と幾度となく歌い続けられてきた「only my railgun」や「sister's noise」といったアンセムを軸に組まれていることは想定していた。

しかし、この公演はその想定を超えるものだった。

satが当日朝に椎間板ヘルニアに見舞われたり、公演中に南條のドリンクが蠅の虜となったアクシデントはあったが、vo.南條の気迫がこれまでになく感じられる公演だった。

 

開幕の「stay with you(IS)」→「stay with you(IS6)」の導入には心を震わされたし、その次のアルバムリード曲「endless voyage」はMVの映像が想起されて胸にこみ上げて来るものがあった。

 

また個人的には「Two souls-toward the truth-」の様に”LIVEで育つ”ポテンシャルがある「BLACKFOX」には興奮を隠しきれなかったし、「LEVEL5-judgelight」や「future gazer」といった10年選手の超電磁砲楽曲も残り少ない演奏回数を思うとしみじみとせずには居られなかった。

 

バンドパフォーマンスはトルコに旅立ったDJ HENTAIの不在が寂しく感じたが、その音圧はメンバー達が公演にかける想いが伝わって来た。

 

そして、後半戦。

ダンサーの登場と同時に始まった「clockwork planet」は五年前のSSAの初披露を思い出し、新曲のダンスナンバー「on this night」、個人的にIS6で一番fS二期を象徴する楽曲だと思う「farway sky」と新曲たちも力強く歌われていった。

 

残り二曲と南條よりコールされた後の「We Rise」と「Leap of faith」。

前者は昨年の横浜アリーナで初演奏され、「BLACKFOX」同様LIVEで"育つ"盛り上がるナンバーであるし(それ故残りの演奏機会を思うと残念でならない)、後者は本公演で最も南條の気迫を感じる、ラスサビの力強さが印象に残った本公演の"MVP曲"であった。

 

最後のアンコール。

声を発せずとも観客の揃った拍手で再度迎えられたfripSide

「Love with You」「final phase」「sister's noise」「only my railgun」と珠玉のアンセムたち。

どれ程多く見積もっても三度しか聞くことが出来ない現実が残念でならない。

 

この愛知公演は最初の公演という事もあり、まだIS6は歌いなれていない箇所も見られたが、南條の声の調子と気迫からは神戸・SSA二日の公演が楽しみになる、そんな期待を抱かせた。

 

残り三日、全力で楽しみたい。